他の催涙スプレー

麻薬中毒患者がそこらへんをうろついている確率というのはかなり少ないですが、それでも決してゼロではありません。前回の終わりに軽く触れたことですが、麻薬中毒患者やアルコールを大量に飲んだ泥酔者などには、何故か効き目が薄いガスというのがあります。というわけで、このような悪者たちにも効果を表してくれるのがOCガスを使用している催涙スプレーです。至近距離から相手の顔を狙った場合には、1秒程度の噴射であっても相手にダメージを与えられると思います。

防犯グッズのひとつである催涙スプレーに使用されているガスは現在のところ3種類ほどあるそうです。ということは、防犯グッズとしてもっとも優秀な催涙スプレーはOCガスを使用したものということになるでしょうか。やや離れている場合には多少長く噴射しなくてはなりませんから、その際はくれぐれも自分自身にかからないよう注意をしてください。それが、CSガスとCNガスです。

泥酔者のほうはどうでしょう。最近は覚せい剤なども低年齢化してきたり、一般の主婦でさえやっているかたが増えているということですので、決して安心はできません。もちろん皮膚についてもヒリヒリと痛みます。ほとんどの泥酔者は足元がふらついているでしょうから、充分に逃げることは可能と思いますが、やはり中にはいくら飲んでもふらつかないというかたもいるかもしれません。

一つは、クロロベンジリデンマロノニトリル(CSガス)と呼ばれるガスで、二つ目は、クロロアセトフェノン(CNガス)と呼ばれるガス、三つ目は、オレオレジン・カプシカム(OCガス)と呼ばれるガスです。これはいわゆる、とうがらしの成分でもあるカプサイシンを原料としています。あのとうがらしの辛さが、目や鼻や口に入ることになりますから、その痛さは想像がつくかと思います。